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更新:2009/2/2

「プーアル茶」を知りたい!
食事と一緒に飲むとき、どんな料理とも相性が良くノンカロリーの「お茶」を選ぶ人も多いはず。そんな中、某メーカーの烏龍茶商品がヒットしたこともあり、俄然注目を浴びているのは中国茶。特徴ある深い香りのほか、一部の中国茶では脂肪分解作用などが期待されています。今回は、そんな中国茶の中でも、私たちが知っているようで知らない「プーアル茶」について調べてみました。
■ 多種多様なお茶も、実はみな兄弟
緑茶、紅茶、ウーロン茶、プーアル茶など……和洋中さまざまな場面で飲まれるお茶。これらのお茶は、実はすべて「茶の木」から摘んだ茶葉からできています。お茶には酵素が含まれているため、加工の段階で発酵するのですが、その度合いなどによって色々なお茶ができるのです。
不発酵茶……茶葉を加熱して発酵をとめたもの。緑茶、煎茶、玉露、抹茶など。
発酵茶……もっとも種類が多いのは青茶で、烏龍茶も青茶の一種。
白い産毛のある新芽を使う白茶、麹菌を使って発酵させる黄茶、
しっかり発酵させたプーアル茶などの黒茶、紅茶など。
そのほか茶葉を使わないものには、そば茶やハーブティーなどがあり、気分や料理などシチュエーションに合わせ、好みの種類を選べて飽きずに楽しめるのがお茶の良いところ。さらに嬉しいのは、お茶がノンカロリーということ。ジュースや砂糖・牛乳入りの飲料はカロリーや糖分がありますが、お茶であればいくら飲んでもカロリーは増えません。また、渋み成分のタンニン、旨味成分のテアニン、抗酸化作用のあるポリフェノール・カテキンやビタミンCなど、お茶に含まれる栄養成分は種類によってさまざまです。
■ プーアル茶は他のお茶とどう違うの?
中国では烏龍茶ばかり飲まれている訳ではなく、食事にあわせて色々なお茶を飲み分けていますが、油を多く使う中華料理のあと、よく飲まれるのは烏龍茶やプーアル茶。これらには脂肪を分解する作用があるといわれており、最近は日本でも特定保健用食品(通称トクホ)の茶飲料で、体脂肪を減らす作用が期待される高濃度茶カテキンや、脂肪の吸収を抑える重合ポリフェノールなどが活用されています。
ここで着目したいのは、すっかり一般的になった烏龍茶ではなく、プーアル茶。お茶そのものを発酵させる緑茶や紅茶と違い、黒麹菌で発酵させたもので、「黒茶」とも呼ばれます。発酵し寝かせるほどに深みが増すといわれ、数十年寝かせたものはビンテージ・プーアル茶として珍重されるほど。
発酵している段階でカテキンは重合カテキンへと変化しますが、この重合カテキンは脂肪が消化管で吸収されるのを抑えてくれることがわかってきました。また、しっかり発酵させているプーアル茶には重合カテキンも含まれるうえ、発酵に用いられる黒麹菌自体にも脂肪を分解する酵素が含まれているといわれています。
■ もっとカラダにお茶を摂り入れよう!
「美味しいものはしっかり食べたい、でも太りたくない!」という場合は、ゆっくり噛んで食べるなどという工夫はもちろん、せっかく飲むならお酒やジュースではなくお茶を選び、さらに、より一層健康につながる期待ができるお茶を選ぶ意識も大切。毎日の生活の中に、上手にお茶を摂りいれたいものです。
しかし、お茶を入れて飲んでも、熱に弱いビタミンCが壊れる、食物繊維は茶葉に残ってしまうなど、茶葉自体に含まれる栄養成分そのものが摂れるわけではありません。お茶の有効成分をまるごと摂取したい場合は、抹茶や粉末緑茶、お茶を使ったサプリメントなどを活用するのもよいでしょう。

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